外壁塗装について
（外壁塗装工事）
塗装には紫外線や酸性雨から建物を守る役割があります。
ただし、塗膜も太陽光や風雨に当たり続けると劣化します。
塗り替えをすることで、外壁や屋根に悪影響を及ぼす酸性雨や有害な紫外線からブロックして、構造内部の劣化が進行するのを防ぎます。
建物を保護する機能だけではなく、塗り替えをすることによって建物の印象を変えることができます。
また、定期的なメンテナンスをすることにより、建物はその寿命を延ばすことができます。
よって、外壁塗装とは、
建物を保護する機能・外観を美しくみせる機能・資産価値を向上する機能
これらの効果が期待される工事なのです。
外壁塗装の種類
一口に外壁と言っても様々なものがありますが、その種類をご紹介させていただきます。
| モルタル外壁 | 新築のとき、左官屋さんがセメント等で練り上げたモルタルをコテによって仕上げ、しばらくの期間乾燥させた後その上から塗料を吹き付けて色々な模様をつけていきます。 モルタルなので、ヒビが出やすいのも特徴です。 スタッコ、リシン、タイル吹きなど |
|---|---|
| サイディングボード | 1枚1枚ボードを貼っていく外壁です。 サイディングボードとボードのつなぎ目をゴム状のシーリング材（コーキング）というものが埋め込まれています。 ほとんどの場合でこのシーリングも劣化して痛んでいますので、塗装の際には交換をしてから塗装をすることになります。 アルミサイディング、スチールサイディング、窯業系サイディング |
| トタン | クギの浮きやサビの発生が特徴です。 サイディングボードが普及される前に最も多く使用されていた壁材です。 塗装剤の劣化とともに錆が出始めたら塗り替えのサインです。 腐食する前に早めの改修をお薦めします。 |
ご契約までの流れ
- STEP 1見積もりのご依頼
- まずはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせいただきましたのち、建物の調査に伺う日時をご連絡させていただきます。
- STEP 2建物の調査
- 見積もりの作成にあたり現場に担当の者がお伺いし、建物の劣化状況、コンクリートの劣化程度の調査などを行います。
- STEP 3見積書・報告書のご提出
- 調査結果から報告書を作成した後、お見積書を作成して提示させていただきます。
ご不明な点やご心配な部分などがあればご遠慮なくお聞かせください。
見積内容をわかりやすくご説明させていただきます。
- STEP 4工事のご依頼
- お見積内容とご説明を確認、納得していただけましたらご契約となります。
工事の内容や施工の手順、具体的な工程などをご説明させていただきます。
- STEP 5施工
- 工事中の安全管理、施工管理をしっかり行い工事を開始いたします。
工事の時期・目安
塗装の耐久性の決め手となるのは表面保護の役割をしている樹脂のグレードです。
| アクリル塗装 | 5年程度 |
|---|---|
| ウレタン塗装 | ５～10年程度 |
| シリコン塗装 | 10～15年程度 |
| フッ素塗装 | 15～20年程度 |
一般的に期待耐用年数は、上記の年数程と言われています。
また近年では、塗料の中にセラミック成分が配合されたものがあり、塗装直後にセラミック成分が塗料の表面に浮きでて汚れにくい塗膜を形成する塗料も開発されています。
せっかく塗り替えをしてもすぐに汚れてしまってはその価値も下がってしまいます。
塗り替え工事の際には、塗料の耐久性に加えて、低汚染性にも注目してみてはいかがでしょうか。
施工の流れ
- STEP 1足場設置
- 工事を安全且つスムーズに進める為足場を組みます。
ご近所にご迷惑のかからない様、飛散防止シートもかけます。
- STEP 2下地調査
- 際にペンキを塗る作業の前、塗装面に穴や切れ目などがないか下地の調整を行います。
この作業をすることできれいな仕上がりになります。
- STEP 3高圧洗浄
- 高圧洗浄を行い、壁面の汚れを落とします。
- STEP 4養生
- 養生シートを設置し塗料の飛びを防ぎ、隣の家や車などに塗料が飛び散らないように注意して設置します。
- STEP 5外壁塗装
- 塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3工程で行われます。
ムラの残らないよう丁寧に塗装します。
- STEP 6確認
- ご要望通りの塗装が行われているかを確認します。
- STEP 7片付け
- 養生を剥がし清掃、足場の解体を行い塗装工事は終了です。
